ダイエットで痩せる > ダイエットの基礎知識



ダイエットが必要な肥満と遺伝子

ダイエットで減量しようとしている方には興味があると思われる「ダイエットが必要な肥満と遺伝子」という記事を、「viralarticle」に、投稿してあります。参考になると思いますので、紹介させていただきます。


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ダイエットが必要な肥満と遺伝子
著者: 青銀杏


ダイエットで痩せることの必要な
肥満の原因として最近話題になっているのは遺伝です。

分子生物学が発達して、
遺伝子を同定できるようになり、
ダイエットで痩せることの必要な
肥満に関係する遺伝子が多くみつかっています。


特に肥満と関係がある遺伝子として、

摂食と消費エネルギーに関係する
レプチンを作るob遺伝子、

消費エネルギーに関係する
β3受容体遺伝子、

脂肪細胞分化に関係する
リボソーム増殖活性化受容体遺伝子、

インスリン抵抗性、抗動脈硬化作用に関係する
アディポネクチンを作る遺伝子

などがあります。いずれも脂肪細胞に発現します。



人間において
ob遺伝子異常が原因の肥満は非常に少ないですが、
ob遺伝子は一番最初に
肥満の原因遺伝子として同定された遺伝子です。

1960年代、抗体結合実験により、
血中に摂食を抑制する物質の存在が指摘されていましたが、
1994年 Friedmanのグループによって、

これがob遺伝子によって作られたob蛋白
(ギリシャ語のやせるという
 leptoという言葉からレプチンと名づけられました)
だということが明らかにされました。



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痩せるダイエット法

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ダイエットが必要な肥満と遺伝子
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アーティクルリソース:http://www.viralarticle.com/


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ダイエットで痩せる必要がある肥満に関係する遺伝子は、たくさんあるのということです。

ダイエットで痩せる必要がある肥満症の定義

ダイエットで減量しようとしている方には意味深い「ダイエットで痩せる必要がある肥満症の定義 」という記事を、「viralarticle」に、投稿してあります。減量の参考になると思いますので、紹介させていただきます。


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ダイエットで痩せる必要がある肥満症の定義
著者: 青銀杏


ダイエットで痩せる必要がある内臓脂肪は、
男性では成人になると皮下脂肪より先につきやすく、
女性では女性ホルモンの影響で
思春期に皮下脂肪がつき女性特有の体型になります。

しかし、更年期以後になると
内臓脂肪が貯まりやすくなります。

このような内臓脂肪が
蓄積した軽いインスリン抵抗性の出現状態で、
摂取エネルギーの60%ぐらいを
炭水化物で摂取する東アジアの農耕民族は、
糖尿病や高血圧、高脂血症といった
生活習慣病を発病してしまうというのが特徴です。



一方、欧米人では
内臓脂肪と皮下脂肪の両方が貯まり、
強いインスリン抵抗性が出現すると
生活習慣病になることが多いのです。

したがって、
欧米人の糖尿病はインスリン抵抗性が非常に強く関与するのに、

日本人の場合は、
ダイエットで痩せる必要がある内臓脂肪蓄積による
軽いインスリン抵抗性と
インスリン分泌不全が関与しているという病態に差が認められます。



以上のような根拠に基づき、

日本肥満学会ではBMI25以上を
肥満として生活習慣病予防の対象とし、


BMI25以上で

@高血圧、高脂血症、糖尿病などの
肥満に伴いやすい疾患が合併している場合、

Aもしくはそういう合併症がない場合でも、
腹部CT検査により内臓脂肪型肥満が確認できた場合、

のいずれかの条件があれば
ダイエットで痩せる必要がある肥満症として
医療の対象にすると定義しました。


BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]



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痩せるダイエット法

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ダイエットで痩せる必要がある肥満症の定義
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日本人と欧米人では、ダイエットで痩せる必要がある内臓脂肪蓄積の起こり方に違いがあるということですね。




ダイエットで痩せる必要がある肥満症の診断基準

ダイエットで減量しようとしている方には興味があると思われる「ダイエットで痩せる必要がある肥満症の診断基準」という記事を、「viralarticle」に、投稿してあります。減量の参考になると思いますので、紹介させていただきます。


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ダイエットで痩せる必要がある肥満症の診断基準
著者: 青銀杏


ダイエットで痩せる必要がある肥満の
生活習慣病へのリスクファクターとしては、
肥満の程度だけではなくて
体脂肪の分布があります。

最初に指摘されたのは、

主として腰から下に脂肪の貯まる
下半身肥満、女性型肥満、あるいは洋ナシ型肥満、

それに対してお腹から上に脂肪の貯まる
上半身肥満、男性型肥満、腹部肥満
あるいはリンゴ型肥満に分ける分類です。

そして、
上半身肥満が生活習慣病になりやすいことが指摘されています。


この判定は
今まではウエストとヒップの比をとって

waist/hip比で
0.7を基準とし、
0.8以上を
上半身肥満と判定していましたが、


最近の研究では
ウエストの周囲(全周)径による判定が
より生活習慣病との相関が強いことがわかり、

わが国において

男性は85cm以上、
女性は90cm以上を

上半身肥満と判定し、
ダイエットで痩せる必要がある肥満とすることになりました。



この上半身肥満と下半身肥満の区別では、
わが国では必ずしも
生活習慣病との関係がはっきりしない面がありましたが、


臍の高さでの腹部CT検査により、
上半身肥満を

腹壁の下に脂肪の多い皮下脂肪型肥満と
腹腔内の内臓の周囲に脂肪の多い
内臓脂肪型肥満に分ける分類を提唱され、


内臓脂肪型肥満が
生活習慣病と深い関係があることを指摘されました。


この判定も最近では
内臓脂肪の面積と皮下脂肪の面積の比、
V/S比を求めて0.4を判定基準としていましたが、
これも内臓脂肪面積全体面積による判定のほうがよいということになり、


日本では100cm2を超えると
ダイエットで痩せる必要がある
内臓脂肪型肥満と判定することになりました。



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ダイエットで痩せる必要がある肥満症の診断基準
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内臓脂肪型肥満は、特にダイエットで痩せる必要があるということです。

ダイエットで痩せる必要がある肥満の頻度

ダイエットで減量しようとしている方には興味があると思われる「ダイエットで痩せる必要がある肥満の頻度」という記事を、「viralarticle」に、投稿してあります。減量の参考になると思いますので、紹介させていただきます。


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ダイエットで痩せる必要がある肥満の頻度
著者: 青銀杏


ダイエットで痩せる必要がある肥満について、
日本肥満学会とWHOの肥満の分類を比較すると、
わが国の判定基準ではWHOの3区分に対して、
肥満判定基準が一段階下がって4つの区分になりました。

この肥満の判定基準は、
摂取エネルギーの約60%を
炭水化物から摂取するアジア・オセアニア地域の
民族にも当てはまることも確認できました。

アジア・オセアニア地域の肥満ガイドラインでは、
この地域のデータに基づいて
BMI 23〜25の区間に過体重の判定領域を設置しました。



平成11年(1999年)「国民栄養の現状」に
発表されたわが国における、
ダイエットで痩せる必要がある肥満の頻度では、

男性では20代は19%、
30代以降60代まで30%近くになり、
30歳以上では3人に1人は肥満となっています。

女性では20代は7%、
それが30代で13%ぐらいになって、
40代は20%、
50〜60代は30%になっています。


一方、20代の女性では
やせの頻度が20%にもなっています。

わが国では
30〜60代の男性の肥満、
50〜60代の女性の肥痛と
20代の女性のやせが健康対策間題として重要となっています。



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ダイエットで痩せる必要がある肥満の頻度
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痩せすぎも健康のためには良くないのですね。

ダイエットで痩せる事の必要な遺伝子異常

ダイエットで減量しようとしている方に参考になると思われる「ダイエットで痩せる事の必要な遺伝子異常」という興味のある記事を、「viralarticle」で、みつけました。減量の参考になると思いますので、紹介させていただきます。


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ダイエットで痩せる事の必要な遺伝子異常
著 者: 青銀杏


ダイエットで痩せることの必要な
人間の肥満においても
熱産生力の低下している者が
存在することが指摘されていました。

褐色脂肪細胞の中で熱産生を行う場がわかり、
β3受容体と名づけられました。

その上、
β3受容体は褐色脂肪細胞のみでなく、
白色脂肪細胞、肝細胞、肺細胞、骨格筋などに
広く存在することがわかりました。


さらに、
β3受容体で熱産生に働く蛋白質も見出されました。

この蛋白は
脱共役蛋白(uncoupling protein;UCP)と名づけられ、

構造の差により、
褐色脂肪細胞に分布しているものはUCP1、
白色脂肪細胞、肝細胞、肺細胞、骨格筋細胞など
全身に広く分布しているものはUCP2、
骨格筋のみに分布しているものはUCP3と名づけられました。

最近、脳内に分布するUCP4、UCP5が発見されました。


先天的(遺伝子異常によるβ3受容体の構造異常など)
および後天的に熱産生が年単位という長期に障害されていると、
人間においてもダイエットで痩せることの必要な肥満の原因になりえますが、

β3受容体遺伝子のアミノ酸配列が乱れ、
64番目のトリプトファンがアルギニンに
入れ替わった遺伝子異常が知られています。

このように1ヵ所のアミノ酸の配列異常を
単一遺伝子多型SNPsといいます。

このため熱産生能が低下し、
肥満になりやすいと考えられています。

実際、この異常遺伝子を持つ人間には
ダイエットで痩せることの必要な肥満者が多いことが認められています。


この異常遺伝子の出現は
日本人ではイヌイット、ピマインディアンに次いで多く、
約5人に1人くらいにあると報告されています。

この遺伝子異常がわが国の
ダイエットで痩せることの必要な
肥満の増加に寄与している可能性もあります。

UCPの遺伝子異常の探索も進んでいますが、
UCP1以外は大きな動物における熱産生能がはっきりしないために、
臨床肥満との関係でまだはっきりした役割はわかっていません。



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ダイエットで痩せる事の必要な遺伝子異常
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遺伝子の異常が肥満に関わっているというのは、知りませんでした。

ダイエットと高次脳の機能異常

 ダイエットで減量できず、脂肪細胞から何らかの物質が分泌され、それが高次機能を変容させていると仮説を立てている専門家は、そう考えると、肥満症に特有な高次脳の機能異常がよく分かると考えているようです。

 ダイエットによる減量が必要な肥満症患者が示す食に対する独特なパターンを解消する治療法としては、行動療法の行動修正療法、あるいは行動変革療法などがあります。しかし、ダイエットによる減量が必要な肥満症患者も太る前はおかしくなかったのですから、治療の基本原理は、むしろ元に戻すという考え方のほうが医療には合っていると考えられています。行動を修正したり矯正したりするのはとても大変ですし、また医療の領域を逸脱しかねません。では、元に戻すにはどうしたらよいのかと考え、その技法を工夫していくこと、その延長線上に治療技法ができあがってくると考えられています。

 肥満症の難治性というのは、体重をダイエットで、いくら減らしてもすぐに戻ってしまう。戻るどころか、ダイエットで減量した体重以上に太ることもある。これはどうしても高次の脳機能を問題として捉えざるをえなくなります。ところが、高次脳機能そのものを操作できない現状では、治療効率が悪くなるのは避けがたい面をもっているのだと考えられています。

ダイエットで痩せる事とレプチンとの関係

ダイエットで痩せる事とレプチンとの関係  著者: 青銀杏


レプチンと摂食の関係は、
次のように説明されます。

遺伝性肥満モデルマウスのうち
ob/obマウスはob遺伝子異常のため
正常レプチンが作られません。

レプチンは脂肪細胞で作られ、
血中を介して視床下部の
レプチンレセプターと結合して満腹感を生じますが、

ob/obマウスでは、
正常なレプチンが作られないため
レプチンの作用による満腹感を生じず過食になります。


また、db/dbマウスでは、
視床下部のレプチンレセプターが変異しているため
レプチンの作用による満腹感を生じず過食になります。



この二つの遺伝子異常による肥満は
人間にもみられますが非常に稀で、

世界中で
ob遺伝子異常は3家系、
db遺伝子異常は1家系が見出されているのみです。



ダイエットで痩せることの必要な
大部分の肥満者では、
血中レプチンを測定すると
肥満の程度と正比例してレプチン濃度が高くなっています。

すなわちレプチンの効かない
レプチン抵抗性を示していることがわかりました。

レプチン抵抗性の解明が進めば
肥満治療に有用な治療法が開発されると考えられます。



1950年代に
ob/obマウスを4℃の低温室に入れると
熱産生障害のため体温が15℃くらいまでに下がってしまい、
4時間ほどで死亡してしまうことが発見されました。

脂肪細胞には
エネルギーの貯蔵庫として働く白色脂肪細胞と、
熱産生機能を持つ褐色脂肪細胞があり、


褐色脂肪細胞は

@低温下における体温の維持と、
A食事誘導性熱産生に

重要な役割を果たしています。


1979年Hims-Hagenらによって、
ob/obマウスの熱産生障害は
褐色脂肪細胞の機能不全であることが指摘されました。

そのため、
褐色脂肪細胞機能不全による熱産生障害が
消費エネルギー減少型の体質を作り、

貯蔵エネルギーを増やして
肥満の原因になっているのではないか

という考え方が提出されました。



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ダイエットで痩せる事とレプチンとの関係
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減量と月経異常の改善

 ダイエットで減量することが必要な女性に、月経異常および不妊が多いことは良く知られています。月経周期が長い周期や不規則な周期の女性では、しばしば排卵障害や妊孕力の低下がみられます。BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]が22〜23の場合に最も月経異常の頻度が低く、BMIが24〜25ですでに2倍のリスクとなり、BMIが35以上の女性では5倍のリスクとなります。つまり、ダイエットで減量することが望ましい女性に、月経異常の頻度が高いということです。逆に、月経異常者に肥満の頻度が高いことも知られています。ある研究では、正常月経周期群では肥満者の頻度は9〜13%でしたが、月経異常群では肥満者の頻度は45%にも及びました。

 レプチンを欠損した肥満マウス(ob/obマウス)は不妊ですが、レプチンを補充すると妊孕力を回復するという観察から、ヒトにおいても肥満者に月経異常や不妊を起こす物質として大いに注目されましたが、ヒトの生殖におけるレプチンの役割はまだ不明な点が多く残されています。しかしながら、ダイエットで減量することが望ましい女性は体重減少によってホルモン環境が正常化し、月経周期の正常化と妊孕力の回復にも有効であると報告されています。減量によって高アンドロゲン血症や高LH血症などのホルモン異常が改善し、月経周期と妊孕力の回復に非常に有効なことが知られています。

ダイエットとレプチン

 ダイエットに役立つ治療薬の開発に、レプチンの研究が役立つと言われてきています。レプチンを欠損した肥満マウス(ob/obマウス)おいて、肥満マウス(ob/obマウス)はob遺伝子異常のため正常レプチンが作られません。レプチンは脂肪細胞で作られ、血中を介して視床下部のレプチンレセプターと結合して満腹感を生じますが、肥満マウス(ob/obマウス)では、正常なレプチンが作られないためレプチンの作用による満腹感を生じず過食になります。また、肥満マウス(ob/obマウス)では、視床下部のレプチンレセプターが変異しているためレプチンの作用による満腹感を生じず過食になります。

 レプチンを欠損した肥満マウス(ob/obマウス)は不妊ですが、レプチンを補充すると妊孕力を回復するという観察から、ヒトにおいても肥満者に月経異常や不妊を起こす物質として大いに注目されましたが、ヒトの生殖におけるレプチンの役割はまだ不明な点が多く残されています。

 レプチンを欠損した肥満マウス(ob/obマウス)と同じ遺伝子異常による肥満は人間にもみられますが非常に稀で、世界中で3家系しか知られていません。しかし、ダイエット痩せることの必要な大部分の肥満者では、血中レプチンを測定すると肥満の程度と正比例してレプチン濃度が高くなっています。すなわちレプチンの効かないレプチン抵抗性を示していることがわかりました。レプチン抵抗性の解明が肥満治療に役立つことは、充分、考えられます。

ダイエットと肥満のタイプと月経異常

 ダイエットの必要性と肥満のタイプと月経異常について書きます。同じ肥満度でも内臓脂肪型肥満(上半身型あるいは男性型肥満)のほうが、皮下脂肪型肥満(下半身型あるいは女性型肥満)よりも月経異常の頻度が高くなります。ウエスト/ヒップ比(W/H比)が増加すると月経異常の頻度が上昇し、不妊も増えます。BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]に差がない月経異常群と正常周期群の2群間で、DEXA(dual-energy X-ray absorptiometry)を用いて身体各部の脂肪量を測定比較した研究では、月経異常群で腹部の脂肪量が有意に多いと報告されています。ウエスト/ヒップ比(W/H比)が大きい方は、ダイエットをして痩せた方がいいといえます。


 肥満が卵巣機能に影響を与えるメカニズムとして、@エストロゲンの代謝障害、A性ホルモン結合グロブリン(SHBG)の低下、Bインスリン抵抗性と高インスリン血症、Cレプチンの異常、などが注目されています。

 肥満者の血中ホルモン値の特徴は、アンドロゲンと黄体形成ホルモン(LH)値が高値となることです。肥満者、特にダイエットが必要な内臓脂肪型肥満患者では、インスリン抵抗性と高インスリン血症がみられます。これは卵巣で莢膜細胞層の肥厚をもたらし、ここでのアンドロゲン産生の亢進が起こります。さらに、高インスリン血症は肝臓でのSHBGの低下をもたらしますが、SHBGの低下で活性型アンドロゲンはさらに上昇し、排卵・月経周期に影響を与える可能性が指摘されています。このことからも肥満で月経異常のある方はダイエットで痩せる必要性が高いといえます。

ダイエットと女性と肥満

 ダイエットで女性の肥満で特に問題となるのは、@思春期・性成熟期における肥満と月経異常・妊孕力低下、A妊娠・分娩後の肥満と肥満妊婦における周産期異常の増加、B閉経後の肥満と心血管系疾患・高脂血症の増加、および閉経後の肥満者における子宮体癌・乳癌の増加などです。


 体重は女性の生殖機能にJ型の効果を及ぼすとされています。体重が過多でも生殖機能の異常、すなわち月経異常、不妊、妊娠や分娩異常の頻度が増加します。

 ダイエッを要する肥満と痩せ、どちらにおいても月経異常は高頻度となります。月経周期は通常28〜30日ですが、長い周期や不規則な周期の女性では、しばしば排卵障害や妊孕力の低下がみられます。BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]が、22〜23の場合に最も月経異常の頻度が低く、BMIが24〜25ですでに2倍のリスクとなり、BMIが35以上の女性では5倍のリスクとなります。逆に、月経異常者には、ダイエッを要する肥満の頻度が高いことも知られています。ある研究では、正常月経周期群では肥満者の頻度は9〜13%でありました、月経異常群では肥満者の頻度は45%に及びました。

ダイエットと内臓脂肪型肥満の判定

 ダイエットでやせることが必要な肥満の判定および肥満症の診断は、次のように行います。すなわち、BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]が、25以上で肥満と判定されたもののうち、肥満に起因ないし関連し、減量を要する10項目の健康障害を有するものを肥満症と診断します。ダイエッを要する10項目の健康障害とは、@2型糖尿病・耐糖能障害、A脂質代謝異常、 B高血圧、C高尿酸血症・痛風、D冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)、E脳梗塞(脳血栓、一過性脳虚血発作)、F睡眠時無呼吸症候群・Pickwick症候群、G脂肪肝、H整形外科的疾患(変形性間接症・腰椎症)、I月経異常です。

 また、健康障害の合併の有無にかかわらず、ハイリスク肥満である内臓脂肪型肥満のスクリーニングとしては、ウエスト周囲径をまず計測します。ウエスト周囲径が男性85cm、女性90cm以上であれば、内臓脂肪型肥満の疑いと判定します。次に腹部CT検査を施行し、臍レベル断層像での内臓脂肪面積が100cm2以上を内臓脂肪型肥満と判定し、ダイエットが必要な肥満症と診断します。

 わが国におけるダイエットが必要な肥満の判定と肥満症の診断基準は上記のようになっています。ダイエットが必要な肥満の大部分は、過栄養に基づく単純性肥満と呼ばれるものです。他疾患に基づく二次性肥満については、頻度も少なく、患者の外観、奇形、知的障害、性器発育不全などの有無に注意して一般的検査を行えば、見逃すことはないと考えられます。

ダイエットとウエスト周囲径

 ダイエットでやせることが必要な方を選ぶために、多数集団で内臓脂肪蓄積者のスクリーニングを行うには、大まかな内臓脂肪量推定のための簡便な身体計測指標を選択し、その基準値を設定しなければなりません。そこで、腹部CT法にて得られた内臓脂肪面積値と、身体計測により得られた各指標[BMI、ウエスト周囲径(臍周囲径)、ウエスト/ヒップ比、ウエスト/身長比]との相関を検討すると、男女ともウエスト周囲径が内臓脂肪面積と最も高く相関していました。男女別の内臓脂肪面積とウエスト周囲径との回帰直線から内臓脂肪面積100cm2に相当するウエスト周囲径を求めると、男性84.4cm、女性92.5cm(56歳以上では90.0cm)であり、ダイエットで痩せることを要する内臓脂肪蓄積異常を判定するウエスト周囲径の基準値として男性85cm、女性90cmが設定されました。

 一方、WHOの基準では、ウエスト周囲径が男性94cm、女性80cm以上では肥満に伴う危険因子が増加するためダイエットが必要としています。今回設定された基準値は、WHO基準に比較して男女が逆の値となっています。その理由の1つとして、民族間の体型の差異、特に女性の体型が欧米人と日本人で違うこと、また、今回の基準はあくまでも内臓脂肪量を視野に入れたウエスト周囲径の設定であるため、性差による皮下脂肪量や内臓脂肪量の違いがかなり影響していることが考えられます。診断基準値はあくまでも実際的で普遍的に理解されやすい値を設定する必要があり、特にスクリーニング値は単純で覚えやすい値を用いるべきです。このような点から、男性85cm、女性90cmなる値は、一般に受け入れられやすい基準値と思われます。

ダイエットが必要な肥満人口の国際比較

 国別のダイエットが必要な肥満人口の割合は、WHOのMONICA(MONItoring of trends and determinants in CArdiovasculsr diseases)studyにより、1983〜1986年の期間での調査が報告されています。この調査は主にヨーロッパ諸国を主体としたものですが、男性ではBMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]が、30以上の割合は10〜20%、女性では10〜40%と、女性で比率が高い傾向がありまた。BMI25以上でみると、男女とも50〜75%と、多くの集団がダイエットを要する overweight の範疇に入り、すでに1980年代でもかなり肥満の存在が深刻化していることが明らかとなっています。また、年次推移報告をみると、米国ではBMI30以上のダイエットを要する成人肥満者の比率は、1960年代で男性10%、女性15%であったものが、1978年にそれぞれ12%、14.8%、1991年には19.7%、24.7%となっています。英国でも1980年には男性6%、女性8%であったが、1995年には15%、16.5%と、いずれも近年急激にダイエットを要する肥満人口が増加していることを示唆しています。

 一方、前述した「日本人のBMIに関する研究」班の報告では、わが国におけるBMI30以上のダイエットを要する肥満者は男性1.68%、女性1.98%と、欧米人に比較する日本人では著しく低頻度であることが明らかとなっています。ちなみに、BMI25以上に肥満者は男性27.5%、女性18.9%を占めており、欧米人の半分から1/3程度にとどまっています。このように、わが国の肥満人口は欧米諸国に比べて著しく低いのですが、たとえば成人糖尿病人口をみると、米国白人が7〜15%であるのに対し、日本人は4〜12%と大きな差はなく、日本人は軽度の肥満でも疾病が合併しやすい民族的素因をもつことがあきらかになっています。

 なお、米国におけるダイエットを要する肥満患者の著しい増加の原因として、米国農務省が推奨する食生活ガイドラインに問題があったことも指摘されています。同様のことが大量の炭水化物摂取を基本とするわが国の食体系でもないかどうか、検討する必要があるかもしれません。

ダイエットが必要な肥満判定基準の困難性

 ダイエットが必要な肥満の肥満基準を国際的に定めていることに対しても、多くの問題点が指摘されています。まず第1に、「痩せすぎは本当に体に悪いか」ということです。

 BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]を22としたときの体重が完全に理想的である、というのは大変難しいのです。たとえば、一般に喫煙者は非喫煙者よりも痩せている傾向がありますが、喫煙は循環器疾患の最大の危険因子です。また、痩せすぎた人たちのなかには、もともと体重減少を伴う病気を患っていた人もいます。こうした影響を避けるために、非喫煙者だけを対象とし、フォローアップの最初の数年間に死亡した人のデータを取り除くと、BMI値の低さに比例して死亡率が着実に減少していることが、米国癌学会の行った調査やNurse's Health Studyにおいて示されています。つまり、健康であれば痩せすぎは必ずしも体に悪くないということです。

 さらにもう1つの問題点は、BMIが25未満を普通体重者、すなわち健康的であると定義することです。これだとかなり体重が増えても、なおダイエットが必要のない健康的な範囲にとどまることを「許して」しまうことになります。たとえば、身長168cm、体重59kg(BMI21)の女性の体重が11kg増えて70kgになったとしても、この激増した体重が確実に健康リスクを科すことになるというのに、それでもまだ健康的な範囲(BMI24.8)にいることになっています。

 Nurse's Health StudyやHealth Profesionals Follow-up Studyでは、たとえば20歳以降に約5〜10kg体重が増えた中年の男性および女性では、2.3kg以下しか増えなかった人に比べて、心臓病、高血圧、糖尿病を発症する傾向が3倍高くなると報告されています。つまり、とにかく体重を増やさないことが、生活習慣病発症の予防に重要です。
タグ:ダイエット

ダイエットが必要な肥満の判定基準

 現在のところ、世界保健機関(WHO)や米国国立衛生研究所(NIH)における、ダイエットが必要な肥満の判定基準は、BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗]を5刻みに階級別に定義しており、BMI30以上をobese、BMI25以上をoverweightと判定することになっています。

 しかし、わが国において、1997年度厚生省健康増進研究事業「日本人のBMIに関する研究」研究班による、約15万人を対象としたBMI階級別の疾病出現率の調査では、日本人の理想体重BMI22を中央値とするBMI22〜23.9を対象集団とすると、BMI25を中央値とするBMI24〜25.9の階層では、高血圧や高中性脂肪血症などの疾病合併オッズ比が2を超えて有意に増加することが明らかにされました。

 また、1998年度厚生省健康科学総合研究事業「糖尿病発症高危険群におけるインスリン抵抗性とその生活習慣基盤に関する多施設共同追跡調査―介入対象としての内臓肥満の意義の確立―」研究班の報告でも、BMI25未満の普通体重者を基準に危険因子の集積状況の相対危険度(RR)を検討すると、BMI25〜26.4ではRR=2.51、BMI26.4〜30ではRR=3.97と、すでにBMI25以上になると危険因子が集積しやすいことが示されています。

 さらに、米国シアトルの日系人の検討では、55歳以下の集団を対象とした5年間前向き調査での糖尿病の発症率は、BMI25以上のoverweightにて有意に危険率が上昇することが示されています。これらのエビデンスをもとに、国際的な整合性をも考慮して、日本人の場合には、BMI25以上をダイエットを要する肥満と判定することに定められました。

ダイエットが必要な肥満と肥満症の判定基準

 ダイエットおよび治療が必要な肥満症とは肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態をいい、疾患単位として取り扱います。


 体格指数〔BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗〕が25以上で肥満と判定されたもののうち、以下のいずれかの条件を満たすものが肥満症と診断されます。

1)肥満に起因ないし関連し、減量を要する(減量により改善する、または進展が防止される)健康障害*を有するもの

2)健康障害を伴いやすいハイリスク肥満:身体計測のスクリーニングにより内臓脂肪型肥満**

*健康障害:@2型糖尿病・耐糖能障害、A脂質代謝異常、 B高血圧、C高尿酸血症・痛風、D冠動脈疾患(心筋梗塞・狭心症)、E脳梗塞(脳血栓、一過性脳虚血発作)、F睡眠時無呼吸症候群・Pickwick症候群、G脂肪肝、H整形外科的疾患(変形性間接症・腰椎症)、I月経異常

**内臓脂肪型肥満の判定は、BMI25以上のもので、立位自然呼気時の臍周囲径が男性85p以上、女性90p以上を内臓脂肪型肥満の疑いとし、腹部CTによる自然呼気時の内臓脂肪面積が100p2以上を内臓脂肪型肥満と診断します。
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ダイエットが必要な肥満症の診断基準

 ダイエットが必要な肥満症は、糖尿病、高血圧。高脂血症、動脈硬化といった成人に合併する疾病の多数を占める、いわゆる生活習慣病全般に大きな影響を及ぼす病態です。したがって、ダイエットによる肥満の是正や肥満症の治療によって生活習慣病の予防・治療に対する多大な効果が期待できます。日本人は、軽度の肥満が多いわりには肥満に伴う疾病の合併率が高いという民族的特徴を有しており、最近、日本肥満学会では疾病予防の観点から、日本人独自の肥満の判定方法と肥満症診断基準を発表しています。

 肥満とは、脂肪組織が過剰に蓄積した状態と定義されます。現在のところ、正確かつ簡単で実用的な体脂肪量の測定法がなく、身長と体重から求められる指標を用います。すなわち、身長当たりの体格指数〔BMI(body mass index)=[体重(kg)]/[身長(m)の2乗〕をもとに肥満を判定します。

 従来、日本肥満学会では、日本人における最も健康障害の少ないBMIを22と定めていました。この値は、Tokunagaらが日本人男女各数千人の健康診断のデータから、種々の疾患の合併数とBMIとの関連を検討した結果に基づくものです。そして、BMI22を理想体重(標準体重)として、その+20%、すなわちBMI26.4以上をダイエットが必要な肥満と判定するとしていました。ところが、最近、日本人において肥満が増加し、特に軽度の肥満のなかに疾病をもった集団が多いことから、判定基準を見直すことになりました。

ダイエットで望ましいBMI

 ダイエット痩せることが必要な肥満の割合、つまりBMI≧30の者(WHOの基準による肥満)は、日本人成人では米国の約1/10に過ぎません。しかし、肥満に関連する疾病や機能障害のリスクを軽減させるという観点からは、肥満の増加傾向が続いている成人男性を中心にダイエットで痩せるなどの予防対策を行う必要があります。

 日本の若い年齢層の女性は国際的に特異的な存在です。肥満と新しいタイプの「低栄養」との二重構造が認められています。日本の女性では、肥満対策よりも痩せの対策のほうが、公衆衛生上大きな問題であるかもしれません。

 BMIと総死亡率との間には、一般的にJ型ないしU型の関連性が認められ、肥満のみならず、痩せも予防医学上の重要問題であることが示唆されています。日本の成人男性ではBMI=23.0〜24.9、成人女性ではBMI=21.0〜22.9が総死亡率を低くするようです。男性では、日米両国とも「小肥り」が望ましいという結果でした。WHOは、BMI=18.50〜24.99を正常範囲としています。しかし、「小肥り」とは、この範囲の上位1/3に相当します。

BMIと総死亡率の関係

 ダイエット痩せることができれば、単純に生命予後もよくなるのでしょうか(長生きするのでしょうか)。Tsuganeらは厚生労働省での研究の結果を報告しました。1990年1月に岩手県、秋田県、長野県、石川県、沖縄県に住む40〜59歳の男性27,063人、女性27,435人を対象にして調査を行い、1999年12月まで追跡しました。男性では、BMI=23.0〜24.9で最も低い死亡率を示し、この傾向は、追跡期間の最初の5年間に死亡した者を除外しても同様でした。女性では、BMI=19.0〜20.9が最も低い死亡率で、やはり追跡期間の最初の5年間に死亡した者を除外しても、ほぼ同様の傾向が認められました。

 このように、BMIと総死亡率との間にはJ型ないしU型の関係が認められるのは、他の多くの報告からもほぼ確実であるといえます。痩せの者の総死亡率を高くしているのは、肺炎のほかに、脳卒中(特に脳出血)であるといわれています。ダイエットで痩せすぎるのも寿命を短くする可能性があるということです。
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